高知は私の両親の出身地なので、小さい時から祖父祖母に会いによく行ってました。
空港から市内へ向かう道にある大きなシュロの木を見ると田舎に帰ってきたんだと実感していました。
7歳の誕生日に買ってもらった自分のカメラをで、桂浜の坂本竜馬像も撮りました。
プロになって四万十川ウルトラマラソン撮影の仕事の帰り道に桂浜に寄った時は、
坂本竜馬像は絵にするのは難しいとシャッターを切らなかったものです。
今回は高知の風景を撮るという仕事で坂本竜馬像と向き合うことになりました。
久しぶりに見ると周りの松が大きく茂っていて子供の時とだいぶ印象が違いました。
その木の枝ぶりを龍馬の意志が日本中に広がったとイメージして引きの写真も撮りました。
アットホームタイム表紙写真として採用されたのは朝の柔らかい光を浴びて雲海のなかに立つこの写真でした。