久しぶりに訪れた奈良は人と鹿が穏やかに触れ合う場所になっていました。
世界的にも珍しい場所ということで外国の人が楽しんでいました。
私が子供の頃はもう少し鹿が荒々しかったイメージがありました。
そんな奈良の撮影対象のなかには『鹿のバックに神社仏閣』というものもあります。
奈良で一番人の多い東大寺の南大門前はその撮影場所のひとつです。
人がいない日の出の時間に行ってみましたが、その時間は鹿もいません。
考えてみれば鹿は人がくれる鹿せんべいを求めてここに集まるのだからと納得しました。
まだ人が少ない午前中の早い時間に背景に入る人が気にならないように、
瞬間で立ち位置やアングルやレンズ画角を換えて撮りました。
この雌鹿と雄鹿がじゃれあったのも一瞬のことでした。