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シフトレンズ<Canon TS-E90mm>を使って野外でイメージ写真をとった仕事の写真をアップします。少し前からある病院の広報誌の撮影を担当しています。制作会社のディレクターさんから「扱うテーマがデリケートなので撮影も難しくなるので高野さんにお願いしたい」と依頼して頂いてる仕事です。この号の特集のテーマは『認知症治療』で、認知症の一部ははっきりしていて一部はぼやけてしまう状態を写真表現として、シフトレンズを使って病院前の道路で表現しました。撮影は患者さんとその家族の方と実際に介護スタッフさんの了解をとって、病院前のどうろを一回歩いてもらったワンテイクでOKとなりました。はじめにシフトレンズのスイングでイメージのボケの感じを作り、実際にここを歩かれるときにされるように行ってもらったとこを、マニュアルフォーカスで腕を組んでるとこにピントを合わし続けながらタイミングをみて数枚シャッターをきりました。絞りは開放のF2.8です。自分で撮れた実感があり、撮影と同時にiPadに転送をかけるのをディレクターが後ろで見ていて、すぐにOKが出ました。フィルムの時なら撮れた実感があっても、もう一回は手前から歩いてもらったと思いますがデジタルでその場で瞬間にiPadで確認してもらえるので、シャッターの回数も減ってます。撮った写真を自分より先に他の人が見ることになるのは、少し変な感覚になる時もあります。このようなぼかし方はアオリの使える大型カメラでは逆アオリといって昔からある技術です。ちなみにそのアオリ撮影した風景をジオラマ風に仕上げた有名な写真は本城直季さんのオリジナル作品です。
だいたい正方形で写真を仕様する前提で横位置で撮ってる写真の縦はノートリで横を左右カットして、このサイズで特集の扉の写真になりました。パソコンで現像した後の画像処理はしていません。
<Canon EOS 5D Mark3 TS-E90mm f/2.8 f2.8 1/2000秒 ISO400>